今回のお話の主役は「近藤スパ太郎さん」(取材当時49歳)。ナレーター、役者で活躍している方です。
この変わった芸名は故伊丹十三監督の「スーパーの女」に出演された時に伊丹監督につけていただいたそうです。
その近藤さん、何よりもバイクが大好きでバイクイベントでは引っ張りだこです。
近藤さんはもともと視力が弱く、ある番組がきっかけで「オサート・オルソケラトロジー(角膜矯正療法)」(通称オサート)を始められました。
視力はかなり良くなったそうなのですが、あるときハードコンタクトレンズを外す際に誤って角膜を傷つけてしまったそうです。
調べたら若年性白内障
眼科を受診したところ、角膜の傷とともに若年性白内障であることが判明。目に何かいいものがないかと必死で検索していたところ、偶然「ひとみの専門店」のぺージにたどり着き、私たちにお電話をいただきました。
朝のルテインのことを説明したところ、ぜひ試してみたいとおっしゃっていただきました。そして近藤さんから「朝のルテインを食べたら目の状態がどう変化するか調べてみたら面白いんじゃないですか」 とのありがたいご提案をいただきました。 実際に、朝のルテインで良くなったという方は多くいらっしゃいますが、その状態を調べることはしていませんでした。
眼科の武井正人先生に診てもらいました
調べるなら大きい病院で調べた方がいいと思い、有名な先生をご紹介してもらいました。
その先生が「日本赤十字医療センターの武井先生でした。武井先生の診察室に行ってみるとドアのところにルティンの説明がしっかり貼ってあり、近藤さんの診察の前にルテインのことをしっかり説明していただきました。
(取材当時の記事です。武井先生は現在独立して院長をされています。)
眼科の武井正人先生のコメント
ルテインは目の重要な部分である水晶体と黄斑部に多く含まれている強い抗酸化物質です。
抗炎症作用もあるので眼病予防に有効です。ブルーベリーが目にいいというのは日本だけで、欧米ではルテインが一般的なんです。
白内障の主な原因は紫外線。白内障によって水晶体 が濁るのにはきちんとした理由があります。
それは濁ることにより目のもう1つの重要部分である網膜に光のダメージが届かないようにするためなんです。
昔は白内障がひどくなる前に寿命で亡くなっていたのですが、今は長命社会になったためこれが問題となっています。手術で水晶体を取り除いて人工レンズにすると、光のダメージは直接網膜に届きやすくなるため加齢黄斑変性になる危険性がでてきます。
加齢黄斑変性とは視野が中心部よりかけてくる病気で、原因としては加齢と喫煙があげられます。
喫煙はとても深い関係があり、1日20本以上の喫煙者では3.32倍加齢黄斑変性の確率が高くなります。
この影響を改善するには20年もの禁煙が必要とされています。
ルテインを摂る注意点としてはカロテノイド系の栄養は競合するのでベータカロテンが含まれていないルテインサプリをお勧めします。
ルテインはしっかり目に届いていた!
最後に近藤さんの目の黄斑部に含まれる黄斑色素量を測定してもらいました。
近藤さんは朝のルテインを1日2本(ルテイン量で80mg)を3ヶ月食べてもらっています。
測定の結果、 通常の黄斑色素濃度は0.6前後ですが、近藤さんの色素濃度は1.0に上がっていました。
そのことより、経口摂取したルテインが目の黄斑部に届いていることが推察されるとおっしゃっていました。
ルテインを補給するためにも『朝のルテイン &プラセンタ』をお続けくださいませ。