さあ皆さん、今回は目の外からできる簡単健康法について一緒に考えてみましよう。
外からやっても気休め程度であまり意味がないんじゃないの?
いえいえ、直接的ではありませんが、外からもケアすることで良いこともたくさんありますよ。
例えばどんなこと?
サングラスをかけるだけでも紫外線の入ってくる量を軽減できますし、パソコンや携帯、特にスマートフォンを見るときにブルーライトカットの眼鏡をすることはとても良いことなのです。
(目の酷使具合がまったく変わりますよ)
紫外線やブルーライトを少しでもカットするだけで目の負担は減らせますし、なんといっても黄斑部に優しくなりますから。
あぁなるほど!
それ以外にも目のマッサージやツボ押し、特に「温かいタオル」などで目とその周辺を温めることは最高に良いですね。
マッサージやツボ押しがいいのはわかるけど、続かないのよね。
しかも、ツボなんて難しくて本当にそこがツボなのかわからないし。
確かにそうですよね。
私も、マッサージには何回かトライしましたけど、続かないんですよねえ。
だったらだめじゃない。
でもね。これだけは続いているんですよ。
それが何かというと、寝るときに目を温めること。
これが気持ちいいんですよ。
今ではやめられません。
なぜなら、翌日目覚めたときのスッキリ感が断然違うからです。
そして、温めなかったときは、目の疲れが翌日にも残ります。
ちなみに、私が使っているのは「おしぼり」や「タオル」ではありません。
「ホット&スチ—厶パッド」といって、電子レンジで1、2分ほど温めるとスチー厶がほんの少しでて、それを顔にのせるタイプのものです。
これを半分に折り曲げて目の上にのせています。
中にはセラミックのビーズが入っていて、これがまた絶妙な重さ。
しかも持続時間が長い。(温まっている時間が20分ほど持続します)
へえ。気休めかと思ってたけど、違うものなのね。
目の周りを温めると他にどんな良さがあるの?
①目とその周辺を温めることで血管を広げ、血液の循環を良くしてくれます。(血流が良くなる=栄養と酸素が届きやすい)
②新陳代謝も促進されやすくなります。
③副交感神経に働きかけやすくなるので、緊張が解け筋肉が柔らかくリラックスした状態となり目の酷使で常に緊張状態にある毛様体筋をやすめることや、頭痛や肩コリを和らげる効果が期待できます。
④ドライアイにも効果的です。油を分泌する腺の詰まりによっておこりやすいドライアイ。その油を溶かし、油膜の不足解消に繋がったりもします。
⑤涙腺周辺の血流を改善し、涙自体の分泌も促します。
⑥目を温めると瞬間的に視力がよくなることもあります。
*目が炎症を起こしていたり、充血していたりする場合、また急性の痛みを感じる場合には、症状を悪化する可能性がありますのでご注意下さい。
40度で3分温めた場合よりも、1O分温めた方が7倍もドライアイや疲れが楽になったというデータや、実際にパソコン作業などで低下したピント調節力が改善するデ—夕もあります。
目を温めると良質な陲眠をとることも出来るので、1日の終わりに目を温めてみてください。