最近、プラセンタという言葉を聞くことはありませんか?
最近は様々な会社がプラセンタが入っている健康食品、プラセンタが入っている医薬品、プラセンタが入っている化粧品など、たくさんPRしてますよね?
でも、そもそもプラセンタって、何なのでしょうか?
どんな効果があるのでしょうか?
今回は、プラセンタについて「Q&A形式」で解説していきたいと思います。
Q1.なぜ、プラセンタがいいって言われるの? プラセンタの歴史(生命の源=プラセンタ)
プラセンタ=胎盤のことです。
プラセンタは、まだ人間のカタチをしていない受精卵というひとつの細胞を赤ちゃんという「人間のカタチ」にしていく神秘的パワーをもっています。
もう少しわかりやすく言うと、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で胎盤から栄養補給などを行い「人間のカタチ」を形成して行きます。
つまり、生まれてくるまで赤ちゃんの「臓器」の代わりを果たしているのが胎盤です。
これは「神秘のパワー」と言われ「生命の源」とも言われています。
この神秘のパワーの「素」といわれるのがプラセンタに含まれている細胞増殖因子(グロスファクター)です。
細胞増殖因子とは・・・各器官の形成や細胞の増殖、分子をコントロールする因子のことです。
だから、プラセンタ=アンチエイジング(老化防止)の成分と言われるのです。
ほう、そういわれると凄いパワーを秘めているような気がするわね。
プラセンタが良いと言われるのは歴史が物語っています。
その一部分を下記の通り簡単にまとめて起きました。
歴史と実績
- 紀元前4世紀・・・ヒポクラテスが患者の治療薬に使用
- 紀元前2世紀・・・秦の始皇帝が「不老長寿の薬」として愛用
- 唐や明の時代・・・医学書に薬として記述。(不妊症や神経衰弱、ぜん息、滋養強壮などの効果が記載)
- 日本では加賀藩の「秘薬」として用いられる。(「昆元舟」として記録)
- ロシアではフィラトフ博士が埋没療法(組織療法)を使用。
- ドイツ、スペイン、フランス、イタリアなどで、色々な症状の医薬品として使用。
- 現代日本では内服薬や注射薬として。(肝臓・更年期障害・乳汁分泌不全)
- 現在サプリメントとしても注目されている。(滋養強壮)
これでお分かりいただけると思いますが、プラセンタは昔から医薬品として使われ、多くの結果と実績をだしてきました。
そして、現代では代替医療の注目成分として研究されています。
西洋医学の対処療法だけでは解決しない症状が増えてきた今、東洋医学的な根本治療の考え方が見直されるようになってきました。
その際、人間に必要な栄養成分を豊富に含み、さらに細胞増殖因子を兼ね備えていると言われるプラセンタが日本では注目され、実際に使用する先生が増えてきています。
なるほど、そんな昔から東洋でも西洋でも認められていたのね。すごい成分じゃない。これなら、体に良いことは間違いなさそうね。
私もそう思っています。
おもしろいのはプラセンタというのは、人間だけが持っているものではないんです。
え!そうだったの・・・
Q2.哺乳類動物もプラセンタを・・・?
実は哺乳類動物はみんな赤ちゃんを胎盤で育てています。
当然、赤ちゃんを産んだときには胎盤も外に出てきます。
この出てきた胎盤ですが、人間以外の動物はどうしているか知っていますか?
なんと、哺乳類動物は胎盤を必ず食べてしまいます。
ワンちゃんネコちゃんを飼っている方ならご存知かもしれません。
みなさんがかわいがっているお母さん犬やお母さんネコは、赤ちゃんを産んだ時に一緒に出てきた胎盤を食べていませんでしたか?
あぁ!そう言えば、食べてたような気がするわ。でも、なんで食べるのかしら・・・
これは哺乳類動物のほとんどが本能的に胎盤を食べる習性をもっているからです。
神様が与えた習性だとしか言えませんが・・・
専門家の先生たちがあげている理由は2つです。
一つ目は、胎盤を食べることでお母さんの体力が早く回復し、お乳もたくさん出るということを本能的にわかっているから。
二つ目は、血のにおいがする胎盤をする食べないと肉食動物たちがすぐかぎつけて子供の命が危険にさらされるとわかっているから。
この2つの理由が本能的に神様からインプットされているのだろうということです。
へぇ。面白いものね。哺乳類動物のお母さんはすべて胎盤を食べているなんて・・・
しかも、よく考えてみると普段、草しか食べない牛さんや馬さんまで胎盤を食べてしまうんです。
これもプラセンタを研究している先生から聞いたんですが、牛さんにはやっぱりあの肉のような塊を食べることが苦しいのでしょうね。
涙を流しながら食べていたそうです。
なんか想像するだけで「頑張れ!」って思ってしまいます。
ここで何か気づきませんか?
え!なになに?
何も気づかないけど・・・?
人間は胎盤をどうしていますか?
捨てているわね。
そこなんですよ。哺乳類動物がみんな本能的に食べていること、そして歴史的にも人間が服用したら効果がでることが裏付けられているにもかかわらず、何故捨てているのでしょう。
もったいないと思いませんか?
確かにそうね。
動物も食べているのはお母さんの方ですから、女性にはとても相性のよい成分だと思いますよ。
それともう一つ、これは余談ですが・・・。
「へその緒」ってあるじゃないですか。
そうです。胎盤と赤ちゃんをつなげている部分です。
その「へその緒」ですが、みなさんのお家にもありませんか?
へその緒は記念品?
あるわね。桐の箱に入っているやつだよね。
そうですよね。
では何故「へその緒」を持っていますか?
なぜ「桐の箱」に入れていますか?
記念としてでしょ。
正解!でも半分ですかね。
現在は、生まれた証、そして子供の成長への祈りを込めて持っている方がほとんどです。
しかし、昔は違いました。
本来、「へその緒(臍帯)」を桐の箱に入れて持っているのは・・・、昔は食べるものがなくて子供が栄養不足から病気になりやすかったんですよ。
「へその緒」は胎盤と同じように人間が必要とする栄養素を豊富に持っているので、粉にして煎じて飲ませていたのです。
薬が充実していなかったり買えない人もいましたから、「へその緒」がとても重宝されていたんですね。
あと、へその緒は普通に保管していたら腐ると思いませんか?
そうならないように工夫した保管方法が、皆さんご存知の「桐の箱」です。
「桐の箱」は湿度を低く保つうえ、桐の香りが防虫効果を発揮しているんです。
だから「お着物」なんかも桐のタンスに入れるのね。
ところで、肝心のプラセンタはどうなのかしら?
Q4.医薬品もあるプラセンタについて
では、話をプラセンタに戻したいと思います。
当然、プラセンタも医薬品になっています。
漢方では・・・効能に「気を養い、血を補い、心を安んじ、精を益(ま)す」とあります(心臓、肺臓、腎臓、肝臓によい)
わかりやすく言うと、元気をつけて、体に必要な血を増やす働きがあります。
また、心(精神的)にもよく、肝や腎(じん)の働きを助けるとあります。
腎(じん)というのは、命の源、元気の源ですから大切ですよね。
日本ではどうなっているかというと・・・
昔は、加賀の三大秘薬の一つとして重宝されました。
戦中・戦後は食料不足、栄養不足という観点から、滋養強壮として・・・。
現代は「肝臓」と「更年期障害」、「乳汁分泌不全」の薬(注射薬)として厚生労働省(保険適用薬)が認めています。
よく健康や美容のために芸能人の方がプラセンタ注射をしていると耳にするのは、この注射薬を自由診療で受けているのです。
確かに芸能人が使っているとよく聞くけど、誰が使っているのかしら
Q5.どんな人がプラセンタを使っているの?
私が以前いたプラセンタ専門商社では注射薬を多くのクリニックに卸していたこともあり、先生方からどんな芸能人やスポーツ選手、財界の方がプラセンタ注射やサプリメントを飲んでいるか聞こえてきました。
ただ、私が名前を出すわけにはいかないので、是非、水道橋博士の「博士の異常な健康」という本を買って読んでみて下さい。(多くの芸能人の方の名前が出てきています)
アメリカやヨーロッパの有名人もたくさんプラセンタを取り入れています。
スイスには「La Prairie(ラ・プレイリー)プラセンタ療法所」があり、多くの著名人やセレブが通っていることで有名です。
Q6.なぜ、プラセンタなの?
東洋医学では「肝臓が目を支配している」と言われています。
そう!肝臓と目はつながっているのです。肝臓をわずらうと黄疸が目に出たりしますよね。
ということは、肝臓が元気でないと目の健康にも影響を及ぼすということになります。
プラセンタは肝臓の医薬品にもなっており、肝臓に良いのです。
ただ、肝臓だけを元気にするだけなら、「ウコン」でも「シジミ」でもいいのですが、プラセンタは、何と言っても「細胞増殖因子」を持っており、細胞を元気にしたり、修復したりするパワー、そして新陳代謝を促進する力を持っているからです。
また、「目に存在する主要栄養素を自然の絶妙なバランスで持っている」のがプラセンタです。
そして、ルテイン以外の目に存在する成分としてビタミンCやE、B2、B12、そして、コラーゲンやコンドロイチン、ヒアルロン酸などがあります。
これらは目にある栄養素でそれぞれの役割、働きがあると考えます。
これらの成分は基本的に普段の食事から補うことが可能です。
しかし、毎日安定的に完全に補えているかというと難しいと思います。(なぜなら毎日の食事のメニューが違ったり、偏ったりすることがあるからです)
そうよね。
確かに体はいろんなところと繋がっているし、バランスで成り立っているものね。
その箇所だけを見ててもダメなのかもね。
「気を見て森を見ず」ってことかしら。
はい、そうなんです。
西洋医学的な考え方と東洋医学的な考え方の違いがあります。
西洋医学=その箇所だけを見て処置します。(いわゆる対処療法)
東洋医学=体全体をみて処方を決めます。(いわゆる根治療法)
この二つにはお互いに良い点があります。
この両方の考え方を組み合わせることがベストです。
Q7.原末換算で考えることをおすすめします
プラセンタの量はどのくらいがいいの?
注射薬には1アンプル中に100mgの(ヒト由来)プラセンタが入っています。
注射の場合、吸収率はほぼ100%となりますが、口から摂取した場合は20~25%と言われています。
プラセンタ原末を400mgとれば、400mgの25%=100mgとなります。
プラセンタの量の目安や注射薬と同じ量が摂取できるようなものを選びましょう。
なるほど・・・ちゃんとした目安があったのね。
原材料の産地はどうかしら?
Q8.原料と成分表示量について
お勧めはデンマーク産の豚由来プラセンタです。
デンマークは農業国家であり、畜産国家なんです。
その為、農業や畜産で問題があると経済が大変になるということで、国家体制で畜産に対する厳しい安全基準を設けています。
現在、プラセンタ原料を作っている国の中では一番管理体制が厳しく安全とされているということからも、デンマーク産をお勧めします。
余談になりますが・・・各社のプラセンタ成分含有量には気をつけて下さい。
なぜなら、プラセンタには成分量を計測する公的基準がないからです。
例えば、プラセンタエキスと表示されていると、余分な物が混ざった状態で計測されています。
また、薄めた状態で計測していたりする場合もあります。
そうすると当然プラセンタ量は多く表示できるわけです。
また外箱に表示されている成分量もしっかり確認してください。
1日当たりの量ではなく1ヶ月分で10000mgというのもありますのでご注意ください。
とにかく比較基準となるのは原末換算(濃縮末換算)だけです。
不純物を除いたプラセンタだけを100%粉末にした場合の表示でご確認ください。(表示していない場合はメーカーへ確認しましょう)
それでは長くなりましたが、以上をもちましてプラセンタの説明は終了とさせていただきます。
ありがとうございました。
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